第7回 西日本空手道選手権大会

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2023年6月25日(日)、善通寺市民体育館(香川県善通寺市)にて「第7回 西日本空手道選手権大会」が行われました。

 

本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つであるJAC(ジャパンアスリートカップ)権利大会(予選大会)となっています。

 

烈蹴会からは、遥が「中学1年 女子 上級(42kg以上)」で出場。

 

3月26日(日)に行われた「第26回 日本正統求道拳法選手権大会 桃花讃岐富士杯」と同様、本大会も遥が出場した階級は出場人数の関係で、優勝者のみが権利獲得となりました。

 

遥は河野道場さん(松山市)の選手とのワンマッチでしたが、本戦1分30秒で判定勝ち。

桃花讃岐富士杯では出場権を逃しましたが、来年1月に行われるJACの出場権を獲得しました。(*^-^)b

 

2週間後の7月9日(日)に行われるリアルチャンピオンシップ 愛媛県予選大会でも優勝し、ぜひ本戦出場権を獲得してほしいと思います。(^-^)

 

そして今日、大会会場にはなんとピーター・アーツさんが来られていて、遥は午後から試合だったのですが、昼休みに一緒に写真を撮っていただきました。

僕と遥の身長差が、あまり無いように見えますね。(^_^;)(笑)

 

遥が優勝して賞状とトロフィーを受け取った後、勝った選手たちが何人かピーター・アーツさんと一緒に写真を撮っていたので、もう1回一緒に撮っていただきました。

ピーター・アーツさん、ありがとうございました!(*^^*)

 

前述した通り、今大会で遥は河野道場さんの選手とのワンマッチでしたが、軽量級(42kg未満)は5人でのトーナメントで、決勝戦はなんとリアルチャンピオンシップ本戦の優勝者と準優勝者!

「いやいやいや、全日本ジュニアの決勝戦、ここでやってるやん!」と思いました。(^_^;)

 

四国内の大会で、全日本ジュニアの優勝者と準優勝者の試合を見られる。

これはテコンドーではまずあり得ないことなので、非常に良いことだなと思いました。

そのレベルまで達していない選手たちにとっては非常に良い刺激となりますし、対戦すればなおさらです。

 

「JACは出場権を獲りにくい」と言われていますが、それは「繰り上げ」が無いからです。

「繰り上げ」とは「本戦出場権を既に獲得している選手と当たって敗れ、もし当たっていなければ出場権を獲得していた」という場合、1つ繰り上げて出場権獲得とするシステムのことです。

※フルコンタクト空手関係者の方、間違っていたらご指摘をお願い致します。

 

テコンドーの場合、例えば全日本ジュニアや全国少年少女選抜大会で3位以内に入賞して本戦出場権を獲得していた場合、予選である西日本ジュニア東日本ジュニアに出場することはできません。

※全日本ジュニアは西日本ジュニア、東日本ジュニア3位以内で出場権獲得、全国少年少女選抜大会は全日本ジュニア3位以内で出場権獲得。

 

しかしフルコンタクト空手の場合、まず全日本ジュニアがいくつもある上に、それぞれの権利大会(予選大会)もいくつもあり、さらに本戦出場権を既に獲得していたとしても権利大会に何度でも出場することができます。

これによって、権利獲得者は試合経験を積むことができ、まだ権利を獲得していない選手は自分よりレベルが高い選手と戦うことができます。

 

しかし、「本戦出場権を獲得している選手(特に前年度の本戦入賞者)は強いから、そうでない選手は出場権を獲れなくなるのでは?」となりますよね。

そのために「繰り上げ」がある、というわけです。

 

そして、その「繰り上げ」が無いからJACは出場権を獲りにくく、前述した通り本大会でもリアルチャンピオンシップ(こちらもフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つ)の優勝者、準優勝者が出場しており、非常にハイレベルな戦いが繰り広げられていました。

これは、テコンドーではあり得ないことです。

 

また、テコンドーでは「西日本ジュニア、東日本ジュニアで3位以内に入賞すれば全日本ジュニア出場権獲得」となっていますが、テコンドーの競技人口の少なさもあり、「出場しただけで権利獲得」というのもざらです。

その点に関してもフルコンタクト空手の場合、権利獲得者は出場人数によって変動するようになっており、「出ただけで出場権獲得」なんて甘いことはまずあり得ません。

 

私見ですが、フルコンタクト空手はこのようなやり方によって国内の競技レベルを高め、決して落ちないようにしているのだと思います。

フルコンタクト空手の大会システム、かなり考えて作られているなと思いました。

 

テコンドーは、フルコンタクト空手に見習うべき点が多々あります。

今回もテコンドー関係者として、いろいろと考えさせられた大会でした。

 

16:00頃には全ての試合が終了し、最後に敬心館のみんなで写真撮影。(^-^)

 

対戦してくれた選手、主催された勇健塾の皆様、ありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!

押忍!

 

おまけ:試合の後はタンパク質補給

せっかく大会会場が善通寺市だったので、隣の丸亀市にある「一鶴」で骨付鶏を食べて帰りました。

もはや、定番コースです。(*^^*)

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