2025年1月12日(日)、神戸ワールド記念ホール(神戸市)にて「第10回 リアルチャンピオンシップ決勝大会」が行われました。
本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つで、全国各地で行われる権利大会(予選大会)を勝ち抜いた選手だけが出場できる大会です。
過去最多の1,836名が出場、18コートで試合が行われ、昨年の1,578名 16コートを上回る大会規模は、まさに圧巻でした。
昨年の開会式もすばらしかったですが、今大会も非常にすばらしかったと思います。(*^-^)b
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「中学2・3年女子クラス 47kg以上」で出場。
31名でのトーナメントとなりました。
試合直前の遥選手
初戦の相手は、坂本選手(三重県 修道會)。
後で試合VTRを見ても遥選手が若干押していたように見えましたが、本戦は引き分け。
延長で遥選手の判定勝ちとなりました。
昨年、本大会で初のフルコンタクト空手の全日本ジュニア出場となり、結果は初戦敗退という非常に厳しいものとなってしまいましたが、今回はなんとか初戦を突破しました。(^-^)
そして、迎えた2回戦。
過去に何度か本大会の権利大会である「こんぴら杯」で試合を見たことがある関田選手(大阪府 極真館 大阪南支部)と対戦し、結果は本戦1分30秒で判定負け。
試合後、関田選手と話しましたが、非常にハキハキしていて感じが良く、頭がいい選手だなと感じました。(*^-^)b
しかし、遥選手に勝った関田選手も、3回戦で前回優勝者である松田選手(埼玉県 淑徳巣鴨中学高等学校 空手道部)に判定負け。
松田選手はそのまま優勝し、大会二連覇となりました。
フルコンタクト空手の全日本ジュニア、本当に層が厚くて厳しいです。(>_<)
遥選手はフルコンタクト空手の全日本ジュニアのうち、今までに
・ リアルチャンピオンシップ
・ JAC
・ グランドチャンピオン決定戦
・ adidas SEIDO KARATE GRAND PRIX
の4大会の出場し、「adidas SEIDO KARATE GRAND PRIX 2024」ではなんとか3位入賞しましたが、トーナメントの人数が格段に多い本大会では、なかなか難しいです。
階級が細かく分かれているテコンドーとは違い、基本的に軽量級・重量級の2階級しか無いフルコンタクト空手。
さらには国内の競技人口の多さ、つまりは競技レベルの高さ。
改めて、フルコンタクト空手の全日本ジュニアで入賞することの難しさを、師弟揃って思い知りました。
しかし、遥選手だけでなく指導している僕(烈蹴会 道場長)も、
・ テコンドーとフルコンタクト空手の試合で要求される要素の違い
・ どちらの試合でも要求される要素
・ それぞれの試合でそれらが要求される割合
を少しずつではありますが理解してきており、それが遥選手のレベルアップに必ず繋がると確信しています。
こういった経験を積めているということに、心から感謝したいと思います。
今大会も、貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた選手、主催されたリアルチャンピオンシップ実行委員会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
押忍!
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