2025年7月27日(日)、サイデン化学アリーナ(さいたま市)にて「第18回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会」が行われました。
※例年通りプムセ(型)は7月26日(土)、キョルギ(組手)は7月27日(日)と、2日間に亘って行われました。

本大会は全日本テコンドー協会主催の大会で、小学1年生〜高校3年生までの選手が出場できますが、「前年度大会で3位以内」「西日本地区大会もしくは東日本地区大会で3位以内」等、一定の条件をクリアしなければ出場できません。
そのため、本大会で3位以内の選手だけが出場できる「全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」を除けば、高校生以下の大会としては国内最高レベルの大会です。
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が昨年と同じく「中学生 女子 -51kg級」で、村尾 彩羽選手が「中学生 女子 -44kg級」で出場。
遥選手は6名、彩羽選手は4名でのトーナメントとなりました。


結果は、遥選手が準決勝で梅川選手に僅差で敗れて3位、彩羽選手が決勝でノタヌブン選手に敗れて準優勝となりました。

※彩羽選手は表彰式の前に帰りました
試合内容を振り返ってみると、まず遥選手は初戦から調子が上がらず、やるべきことを全くできていなかったと思います。
初戦が終わった時点で、「ああいう試合しかできないなら棄権しろ!」と一喝しましたが、それでも調子は上がらず、唯一本来に近い動きができていたのは準決勝、梅川選手との試合の2ラウンド目(12点差でコールド勝ち)だけでした。







初戦の様子
4月に行われたアジアジュニア 日本代表選考会で敗れて以降、遥選手に足りない部分を口うるさく言い続けてきましたが、本人がそれを自覚していないのか、改善する気が無いのか、全日本ジュニアまでに改善するには至りませんでした。


準決勝直前の遥選手
次に彩羽選手ですが、本来なら初戦で小西選手と試合をする予定でしたが、小西選手が欠場だったため、いきなりの決勝戦。
しかも相手は同階級で国内トップレベルの実力を持つノタヌブン選手(中学3年生)。





決勝戦の様子
中学1年生で、しかもテコンドーの試合はこれでまだ5戦目である彩羽選手には、正直荷が重すぎたと思います。
また、初戦で戦うはずだった小西選手はフルコンタクト空手の経験もあり、スタイル的には彩羽選手とは噛み合うはずだと思っていましたので、非常に残念でした。



初戦は不戦勝
今大会では、遥選手も彩羽選手もそれぞれ課題が見つかったと思います。
共通して言えるのは、二人とも壁にぶつかっているということ。
遥選手は、振り返ってみると前述した4月の日本代表選考会よりさらに前、昨年のリンクステコンドーフェスティバルあたりから注意し続けてきたことが改善されておらず、彩羽選手はテコンドーの試合経験がまだまだ足りないことや、フルコンタクト空手の大会においても上級に移行してからは苦戦を強いられていること、また「格上相手にいかに戦うか」が不足していることが挙げられると思います。
もちろん、これらのことは改善が容易ではありません。
格闘技を続けていれば、誰もがぶち当たる壁だと思います。
そして僕(烈蹴会 道場長)自身も、ただ単に技術がどうとか、フィジカルがどうとか、メンタル面がどうとかだけではなく、もっとそれぞれを掘り下げて考え、「総合的に強い選手」を育てる力が不足していると思いました。
今年の全日本ジュニアは、烈蹴会にとっては選手、指導者ともに「壁」を痛感した大会だと思っています。
各々がそれをどう捉えるのかで、今後のレベルが大きく左右されると思います。
今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた選手、主催された全日本テコンドー協会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!



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