13th Asian Junior Taekwondo Championships キョルギ 日本代表選考合宿

大会
楽天で探してみる

2025年4月6日(日)、NTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)にて「13th Asian Junior Taekwondo Championships キョルギ 日本代表選考合宿」が行われました。

高速バスで東京まで移動した後の遥選手

 

烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「ジュニア 女子 -52kg級」で出場。

4名でのトーナメントとなりました。

 

本大会は3月2日(日)に行われた「第9回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」の優勝者、準優勝者しか出場できないため、本来ならワンマッチとなるはずでした。

しかし、選考階級が-42㎏級、-44㎏級、-46㎏級、-49㎏級、-52㎏級の5階級のみだったため、-55kg級から喜田選手が階級を落としてきて、逆に-49kg級からどういうわけか飛田選手が階級を上げてきたことによって、4名でのトーナメントとなりました。

また、ジュニア女子は-52㎏級以外の4階級はなんと1名ずつしかおらず、出場しただけで日本代表確定。

-52㎏級だけが4名でのトーナメント、という状況となりました。

 

優勝すれば、7月に行われる「13th Asian Junior Taekwondo Championships」(第13回 アジアジュニアテコンドー選手権大会)に日本代表として出場できていたのですが、遥選手は残念ながら飛田選手を相手に初戦敗退、決勝は飛田選手と喜田選手の対戦となり、飛田選手が優勝して日本代表となりました。

 

振り返ってみると、「第9回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」の2週間前に負傷した箇所も今大会ではほぼ完治していましたが、2・3月のフルコンタクト空手の大会を全て欠場したこと、負傷による練習不足、1月に行われた「ALL JAPAN CHAMPION CUP 2025」までに会得しかけていたものが失われたことは、あまりにも大きかったと思います。

 

今大会では-52kg級で遥選手だけが中学3年生、あとは高校2年生か高校3年生という中、がんばったとは思いますが、結果を見れば仮に遥選手が万全で、今大会まで全てのことがうまく行っていたとしても、それでもやはりがあったと思います。

昨年は1年間、カデット(約12〜14歳)では無敗だったため、「ジュニアでも行けるだろう」と高を括っていましたが、ジュニア(約15〜17歳)との差は想像以上でした。

VTRでは伝わってこない圧力1発の威力が、セコンドで見ていたら伝わってきました。

 

また、ちょうど同じ会場で「2025 FISUワールドユニバーシティゲームズ 日本代表選考合宿」も行われており、国内トップレベルの大学生選手たちの試合を目の前で見ることができました。

当日はNTCの決まりで一切の写真、動画の撮影は禁止であったため、これらの試合VTRを撮ることができなかったことは非常に残念ですが、カデットやジュニアとは明らかに次元が違っており、学ぶべきことが非常に多かったです。

 

今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。

対戦してくれた飛田選手、主催された全日本テコンドー協会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!

なぜかセンターに陣取る僕(烈蹴会 道場長)

コメント

タイトルとURLをコピーしました