第10回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会

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2026年2月15日(日)、兵庫県立武道館(兵庫県姫路市)にて「第10回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」が行われました。

 

本大会は2025年度強化指定選手や推薦枠等を除けば、2025年3月に行われた「第9回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」で3位以内、もしくは2025年7月に行われた「第18回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会」で3位以内の選手だけが出場できる、カデット・ジュニアの大会としては国内最高レベルの大会です。

※カデット(約12~14歳/2012.1.1~2014.12.31生まれ)

※ジュニア(約15~17歳/2009.1.1~2011.12.31生まれ)

 

烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「ジュニア 女子 -49kg級」で出場。

遥選手は今まで-52kg級で出場し続けてきましたが、今回は1階級落として-49kg級でエントリー。

これには理由がありました。

 

それは、今大会が今年4月に行われる「Tashkent 2026 World Taekwondo Junior Championships」(2026 世界テコンドージュニア選手権大会)の日本代表選考会を兼ねていたからです。

そして、女子選手の選考階級は-42kg級、-44kg級、-46kg級、-49kg級の4階級のみ。

 

本来なら、今大会での試合内容を強化委員会が吟味して選考階級を決め、日本代表選考会を別の日に行うという手順になりますが、世界ジュニアの開催日の公表が急だったらしく、これは致し方ないと思います。

しかし、-52kg級が選考階級ではなかったことは、遥選手も僕(烈蹴会 道場長)も想定外でした。

 

遥選手は成長期ということもあって、今まで一度も大がかりな減量をしたことはありませんでしたが、本人の意思で-49kg級での出場を決めました。

食事、運動の両方から減量を計画的に進め、若干の余裕を持って前日計量をクリア。

強い意志をもって、よく成し遂げたなと思いました。

 

従来通り、前日計量の後トーナメント表が公表されましたが、-49kg級は5名でのトーナメントとなりました。

遥選手は2回勝てば優勝、世界ジュニアの日本代表の座を獲得することになります。

 

必勝の思いを胸に試合に臨みましたが、結果は野崎選手に2ラウンドを先取され、敗退となりました。

野崎選手はそのまま優勝、遥選手は3位となりました。

 

試合直後、遥選手は涙ぐんでいて「蹴りが当たってもいないのに、相手の方にだけポイントがどんどん入っていた。逆にこっちはしっかり蹴っているのに、ポイントが全然入らなかった」と。

試合VTRを確認すると、両者の間にそこまでの実力差は無いように見えましたが、得点では大差。

また、他の試合でも電子防具のトラブルが多く、遥選手と野崎選手の試合でも電子防具に不具合があったのだと、僕は思いました。

 

不具合は確実にあったと思います。

実際、遥選手の試合でも他の選手の試合でも、電子防具のエラーで何度も試合が中断されていました。

しかし、もう1つの理由は野崎選手は今大会で使用されたDaedo Gen3の性質をよく理解した上で蹴りを当てていたのに対し、遥選手や僕はそこまで理解していなかったということが挙げられると思います。

 

もし今大会が世界ジュニアで使用される電子防具、KPNP(K2)であればどうだったかなという気持ちはありますが、それでも試合中、電子防具の性質云々以前に野崎選手の方が勝っていた部分もあり、そこは現時点では動かしがたい現実だと遥選手に伝えました。

まずは、現在課題としていることを着実にクリアしていき、理想の動きに近づけていく。

-49kg級の状態で-52kg級のときと同等以上のパワー、スタミナを発揮できるようにし、スピード、技術をさらに高めていく。
その上で、それぞれの電子防具の性質を理解した攻撃を繰り出す。

これらのことが必須だと感じました。

 

昨年、ジュニア1年目でアジアジュニア、アジアユースの日本代表選考会に挑み、どちらも日本代表の座を逃した遥選手。

2年目の今年こそは、必ず日本代表の座を獲るという強い決意で挑んでいただけに、遥選手の落胆は大きかったです。

 

しかし、前を向いて進んでいくしかありません。

まずは現実を受け止め、考え得ることは全て改善し、長所はさらに伸ばし‥‥‥。

全てはそこからだと思います。

改善に次ぐ改善、そして前進あるのみです。

 

今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。

対戦してくれた野崎選手、主催された全日本テコンドー協会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!

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