第9回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会

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2025年3月2日(日)、兵庫県立武道館(兵庫県姫路市)にて「第9回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」が行われました。

 

本大会は2024年度強化指定選手や推薦枠等を除けば、2024年2月に行われた「第8回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」で3位以内、もしくは2024年7月に行われた「第17回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会」で3位以内の選手だけが出場できる、カデット・ジュニアの大会としては国内最高レベルの大会です。

※カデット(約12~14歳/2011.1.1~2013.12.31生まれ)

※ジュニア(約15~17歳/2008.1.1~2010.12.31生まれ)

 

烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「ジュニア 女子 -52kg級」で出場。

事前に同階級での出場選手を予想していましたが、予想していた選手たちが出場していなかったり階級を上げたりしていて、田中選手とのワンマッチとなりました。

試合直前の遥選手

 

結果は2ラウンドを先取され、遥選手の負け。

記念すべき初のジュニアカテゴリーでの試合は、苦い経験となってしまいました。

 

試合後、親交がある道場の方々から「遥ちゃん、どうかしたんですか?」と口々に聞かれましたが、やはりわかってしまったようです。

実は大会2週間前に負傷してしまい、本人はかなり治ったとは言っていましたが、再発を恐れて本来の動きの30%も発揮できていなかったと思います。

 

田中選手は2学年上の高校生1年生で、昨年の「第17回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会」で準優勝した実力者。

さすがに厳しかったなと思いました。

また、今大会では「出場者が3名以下の階級は、1位の選手はB強化指定選手、2位の選手は参考選手として選出する」とされており、今回の負けで遥選手は強化指定選手を外される可能性があります。

 

しかしながら、今大会の優勝者、準優勝者は4月6日(日)に東京のNTC(味の素ナショナルトレーニングセンター)で行われるアジアジュニア 日本代表選考会に出場することができます。

「もし-49kg級以下しか派遣階級に選ばれていなければ、今回は諦めよう」と遥選手と話していましたが、-52kg級が選ばれていたため、出場することを二人で話し合って決めました。

 

3月8〜10日に同じくNTCで行われる国内強化合宿に、現在遥選手が参加していますが、できる限り多くのことを吸収してきてほしいと思います。

負傷前に参加の意思を伝えていたため、そのまま参加させていただいていますが、強化コーチや関係者の方々にはご迷惑をおかけ致します。

 

今大会での敗北で、約1年間続いた国内大会での無敗記録はストップ。

非常に残念な結果となりましたが、下を向いていても何も始まりません。

常に前を見て、今の自分たちがやれることを全力でやっていこうと思います。

 

アスリート、格闘競技者にとって、ケガは誰もが一度は悩み、苦しむものであり、これもまた遥選手にとって、また指導者である僕(烈蹴会 道場長)にとっても1つの経験になったと、前向きに捉えるべきだと思いました。

 

今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。

対戦してくれた田中選手、主催された全日本テコンドー協会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!

 

追記:今回応援に来られていた、台湾の李さんからジャージをいただきました。

ありがとうございます!(*^^*)

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