2024年2月12日(月・祝)、兵庫県立武道館(兵庫県姫路市)にて「第8回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」が行われました。
本大会は2023年度強化指定選手や推薦枠等を除けば、2023年2月26日(日)に行われた「第7回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」で3位以内、もしくは2023年7月30日(日)に行われた「第16回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会」で3位以内の選手だけが出場できる、カデット・ジュニアの大会としては国内最高レベルの大会です。
※カデット(約12~14歳/2010.1.1~2012.12.31生まれ)
※ジュニア(約15~17歳/2007.1.1~2009.12.31生まれ)
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「カデット 女子 -51kg級」で出場。
しかし、カデットの選手として遥と戦ってきた中学2〜3年生の選手たちが皆ジュニアに上がってしまったこともあり、この階級で出場した選手はなんと遥一人だけでした。
出場しただけで優勝。
遥にとっては、初めての経験でした。
このことに関しては非常に残念でしたが、同じく出場が1人しかいなかった-55kg級の南選手と特別試合が組まれることになりました。
南選手とは小学1年生の頃から競い合ってきて、過去の対戦成績は2勝2敗。
果たしてどうなることかと思いましたが、結果は2ラウンドを先取して遥の勝利。
しかし、試合前のアップでは「調子がいい」と感じていたのに、試合で思うように動けなかった遥は、納得がいかない様子でした。
「試合コートの上で安定して実力を発揮し続ける」というのは、本当に難しいことですよね。
これは、選手にとっては永遠のテーマだと思います。
さて、本大会は2024年度強化指定選手の選考大会となっている、非常に重要な大会です。
今大会では優勝者をA強化指定選手、準優勝者をB強化指定選手としています。
また、本大会で優勝かつ以下の1〜3のいずれかを満たすことにより、S強化指定選手となります。
1. 世界カデット選手権大会でベスト8以上
2. アジアカデット、ジュニア選手権大会でメダル獲得
3. WT(World Taekwondo)が定める世界ランキングポイントが付与される国際オープン大会のジュニアまたはカデットカテゴリーで優勝(ただし5名以上のエントリー階級に限る)
今大会、遥には最低4人以上のトーナメントにおいて圧倒的な力量差で優勝し、A強化指定選手の座を獲得してほしかっただけに、出場階級にエントリーが1人しかいなかったことは本当に残念でした。
しかし、ここは気を引き締め直し、S強化指定選手を目指してがんばってほしいと思います。
今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた南選手、主催された全日本テコンドー協会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
おまけ:大会前日の道場長2人
JR姫路駅前でストリートミュージシャンに「次はこれ歌って」とリクエストしていました。
ちなみに、道場長2人も一緒に歌っていました。(笑)
コメント