第16回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会

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2023年7月30日(日)、サイデン化学アリーナ(さいたま市)にて「第16回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会」が行われました。

※例年通りプムセ(型)は7月29日(土)、キョルギ(組手)は7月30日(日)と、2日間に亘って行われました。

 

特急しおかぜで瀬戸大橋を通過中

 

氷川神社(さいたま市)参道前にて

 

本大会は全日本テコンドー協会主催の大会で、小学1年生〜高校3年生までの選手が出場できますが、「前年度大会で3位以内」「西日本地区大会もしくは東日本地区大会で3位以内」等、一定の条件をクリアしなければ出場できません。

そのため、本大会で3位以内の選手だけが出場できる「全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」を除けば、高校生以下の大会としては国内最高レベルの大会です。

 

烈蹴会からは、遥が「中学生 女子 -51kg級」で出場。

 

今回の全日本ジュニアは、遥にとっては試金石だったと思います。

というのは、小学生の間は概ね学年と体重によって出場階級が分けられますが、中学生になると1〜3年生が体重のみで分けられるからです。

これは高校生も同じことで、当然のことながら中学1年生、高校生1年生が最も不利だということになります。

今大会での実施階級

 

特に中学1年生は心身ともにまだまだ未成熟であり、かなり不利だと言えます。

※「リアルチャンピオンシップ」等のフルコンタクト空手の全日本ジュニアでは中学1年生、中学2・3年生と2つに分かれていますが、テコンドーでは分かれていない点で大きく異なります。

 

体重によって出場階級がきちんと分かれていますので、もちろんフェアな条件ではありますが、現実的には体重がほぼ同じでも中学1年生と3年生では、やはり試合における引き出しの数フィジカルに差があります。

仮に今の遥(中1)と2年後の遥が同じ階級で試合をしたら、全く勝負にならないと思います。

 

以上のことから、僕は遥に「中1で全日本ジュニアで優勝しろ」と繰り返し言ってきました。

 

肝心の試合結果ですが、7人のトーナメントで初戦は同じ中1の選手に圧勝しましたが、準決勝で中3の強化指定選手に敗れて3位でした。

 

その選手との試合が山場、その選手にさえ勝てれば優勝できるとわかっていましたが、それは叶いませんでした。

 

1R目、最後の方まで2-2の同点でしたが、終了間際にオルグル(上段蹴り)をもらって2-5でそのラウンドを落としました。

続く2R目も、2-5で負け。

その選手は予想通り、そのまま優勝しました。

 

VTRを何度も見ましたが、技術面、フィジカル面ともに劣っている部分は無かったと思います。

明確に差があったのは、やはり相手へのプレッシャーのかけ方試合運びでした。

 

現在、自分は試合コートのどこに立っているのか?

ポイントは何対何なのか?

残り時間は何秒あるのか?

同点だとして、このままラウンド終了になった場合、自分の勝ちになるのか?(ラウンド毎に必ず勝敗を決し、引き分けは無い。)

負けていた場合、どこで高得点技を入れて逆転を狙うべきなのか?

 

こういったことを瞬時に把握・判断してプランを立て、思った通りに動けること。

いわゆる「試合を支配する能力」がまだ全然備わっていないなと痛感しました。

 

もちろん練習や戦術の研究も大事ですが、こういった能力を養うためにはより多くの試合経験を積むことが必要不可欠だと思います。

ただデカいだけ、勢いがあるだけで勝てるのは小学生までです。

 

今後のためにいろいろと考えていることもありますので、それをどんどん実行していこうと思います!(*^-^)b

 

対戦してくれた選手、大会関係者の皆様、ありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!(^-^)

 

おまけ:またしても名古屋市観光

7月30日(日)は大会後に名古屋市まで移動して、そこで1泊。

翌日は愛媛への帰路に就くまで、名古屋市の栄をウロウロしたり、

 

磯丸水産(24時間営業)で昼ご飯を食べたりして過ごしました。

今回は気が乗らなかったのか、「肉!」とは言いませんでした。(^_^;)(笑)

 

もう名古屋市には何度も来ましたが、まだまだ行っていないところが多いので、またいろいろ回ってみたいです。(*^^*)

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