2023年8月27日(日)、門真市立総合体育館(大阪府門真市)にて「REIZ TAEKWONDO CUP 2023」が行われました。
本大会はライツテコンドークラブさん主催の大会で、前々からぜひ出場させていただきたいと思っていましたが、今回初めて出場させていただきました。(^-^)
試合前、僕とアップをする遥
烈蹴会(愛媛県四国中央市)から門真市立総合体育館までの道程
烈蹴会からは、遥が「中学生の部(上級)女子C」で出場。
※通常は-47kg級、-51kg級といったように体重を明記して階級を分けるのですが、本大会では高校生以上の部以外はA、B、Cといった具合に体重を明記せずに階級を分けていました。
4人でのトーナメントとなりましたが、初戦は小学1年生から競い合ってきた同じ中学1年生のライバルと、そして勝てばおそらく、7月30日(日)にさいたま市で行われた「第16回 全日本ジュニアテコンドー選手権大会」で遥を破って優勝した中学3年生の強化指定選手との試合だと予想されました。
まずは初戦。
苦戦する場面もあったものの、2Rを先取してライバルとの試合に勝利。
試合後、抱き合ってお互いを称え合う二人の姿がとても感動的でした。
これからも遥と競い合い、お互いに高め合う関係でいてほしいと思います。(*^-^)b
しかしこの二人、本当に仲が良くて、試合直前までずーっと話していました。
「本当に今から試合するのかな?」と思ってしまうぐらいに。(^_^;)(笑)
そして決勝は予想通り、中学3年生の強化指定選手との試合となりました。
正直、全日本ジュニアから1ヶ月も経っておらず、遥の弱点を修正する作業には時間を費やしてきたものの、特にその選手への対策を練ってきたわけではありませんでした。
と言うより、こんな短期間で再戦することになるとは思っていませんでした。(^_^;)
1R目、上段蹴り1発と中段蹴り1発をもらってしまい、さらに逆転を狙った後ろ回し蹴りを外して転倒。
カムチョン(減点)によって相手に1点が入り、0-6でそのラウンドを落としました。
全日本ジュニアでは1、2Rともに2-5で敗れたので、それ以上の差。
しかも全日本ジュニアの時より相手選手のスピードが速く、動きも良かったので、これはさすがに厳しいなと思いました。
1R目終了後のインターバルで、可能な限りのアドバイスはしましたが、正直勝つのは難しいと思っていました。
周りで観戦していた誰もが、そう感じていたと思います。
しかし2R目以降、遥が思わぬ底力を見せました。
1R目のお返しとばかりに、空中で蹴りの軌道を変える変則の上段蹴りを決め、その後同点(4-4)のまま2R目終了。
しかし、中段蹴りでしかポイントを取れていなかった相手選手に対して、上段蹴りでポイントを取っていた遥。
よって、そのラウンドは遥の勝ちとなりました。
勝負は3R目にもつれ込み、遥が2R目と同じ変則の上段蹴りを出すも相手選手がこれをギリギリでかわし、遥も相手選手の上段蹴りをギリギリでかわす。
一瞬の油断も許されない緊迫した状況の中、お互いに全くポイントを取れない試合展開が続きましたが、遥が先ほどと同じ変則蹴りを出すと見せて、上段ではなく今度は中段に蹴りを放ちました。
これによって2-0となり、結局そこからはお互いに1ポイントも取れずにそのまま3R目が終了、遥の勝利となりました。
試合後、遥は泣いていました。
悔し泣きはフルコンタクト空手の大会でもありましたが、嬉し泣きは今年4月23日(日)に行われた「第19回 WATAオープン国際テコンドー選手権大会」で香港代表選手に勝った時以来でした。
その時点で遥は12歳、香港代表選手は14歳だと聞きましたから、おそらく彼女も中学3年生だと思います。
今大会でもそうですが、こうした「明らかに格上の相手」に勝つには、定石(セオリー)だけではほぼ不可能です。
すなわち奇策が必要となりますが、格上相手にそれを実行するには、かなりの胆力が要求されます。
今年に入って、その「明らかに格上の相手」に2回勝利した遥。
少しずつ、試合中の判断力、思考の柔軟性、そして胆力が身についてきたのかなと思います。(*^-^)b
今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた選手、主催されたライツテコンドークラブの皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!(^-^)
おまけ:試合の後はタンパク質補給 その3
試合では筋肉を酷使するため、大会後はとにかくタンパク質補給!
「2023 リアルチャンピオンシップ 愛媛県予選大会」に続いて、定番の「やっぱりステーキ」に行きました。
試合の後は、とりあえず肉!
肉!
肉!
「またか」「この親子(師弟)はそれしか知らんのか」というツッコミはご容赦ください。
しかし、全日本ジュニアでは3位だったので気が進まなかったのか、「何食べたい?」の質問に対して「肉!」とは言わず、おとなしく魚を食べていました。(´・ω・`)
やはり、いい試合をした上で優勝してこそ、その日の夕食もおいしいですよね。(*^^*)
さて、大会での激闘から一転、翌日は帰り道の淡路島を、高速道路を全く使わずにのんびりと散策。
たまたまGoogleマップで見つけた「ドラゴンクエスト記念碑」に行ってみました。(*^^*)
記念碑には「そして伝説へ···」とありますが、さてこいつは伝説的な選手になれるのか?
今はただ、日々前進あるのみです!(^-^)
次のテコンドーの大会は、11月19日(日)。
今大会と同じく、大阪府門真市で行われます。
それまでに、フルコンタクト空手の大会が6大会!
まずは9月3日(日)に行われるフルコンタクト空手の大会で優勝できるよう、がんばります!(*^-^)b
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