2024年7月7日(日)、砥部町 陶街道ゆとり公園 武道場(愛媛県伊予郡砥部町)にて、「2024 リアルチャンピオンシップ 愛媛県予選大会」が行われました。
本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つである、リアルチャンピオンシップの権利大会(予選大会)となっています。
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「上級クラス 中学2・3年女子の部 重量級」で出場。
昨年と同様、ワンマッチで優勝者のみが本戦出場権獲得となりました。
対戦相手の加藤選手は、過去にリアルチャンピオンシップ本戦で準優勝、3位入賞を経験しており、体格的にも遥選手より上。
正直、勝つのは難しい試合になると予想されました。
試合直前の遥選手
序盤は加藤選手が遥選手の蹴りを警戒してか、なかなか間合いに入ってきませんでしたが、一度突き(パンチ)でリズムを掴むと、そこから一気に攻めてきました。
そして、突きの連打から上段蹴りで技有りを取られ、そのまま本戦1分30秒で判定負け。
フルコンタクト空手ルールでの実績の差、体格差・パワー差があったとは言え、やはり上段蹴りで技有りを取られたことは、遥選手にとってはかなり悔しかったようです。
加藤選手はパワーも技術もあり、かなり強かったです。
「第4回 しまなみ杯空手道選手権大会」で対戦した金子選手(今年1月に行われたJACで3位入賞)も強かったですが、やはりフルコンタクト空手の全日本ジュニア入賞者、それも1学年上の重量級となると、相当な強さだと思いました。
前述の通り、勝つのが難しい試合だということは最初からわかっていました。
しかし、遥選手には今回の敗戦で「今の自分に何が足りないのか」を、今一度よく考えてみてほしいと思います。
僕が思いついたことは全て伝えましたが、そこを意識して練習するのは遥選手自身であり、それをやらない限り元々そのルールで実力差がある選手に勝つことは難しいと思います。
今大会も、貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた加藤選手、主催された道真会館の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
押忍!
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