2024年9月1日(日)、TTCアリーナ(広島県府中市)にて「第14回 勇心杯空手道選手権大会」が行われました。
本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つである、リアルチャンピオンシップの権利大会(予選大会)となっています。
くまモンの巾着袋をいただきました
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「選抜クラス 中学2・3年女子 50kg以上」で出場。
4名でのトーナメントとなりました。
試合直前の遥選手
初戦の森原選手とは初対戦でしたが、遥選手が終始蹴り技で攻め、上段蹴り2発で合わせ一本勝ち。
8月18日(日)に行われた「第1回 大和ハウスプレゼンツ フルコンタクトチャレンジ」の時よりも、動きが良かったと思います。(*^-^)b
そして決勝は、尾見谷選手との対戦となりました。
尾見谷選手とは2023年9月18日(月・祝)に行われた「第5回 全日本空手道ジュニア新人育成選手権 四国大会」で一度対戦したことがあり、その時は技有りを取って勝ちましたが、果たして今回は‥‥‥。
そう思っていましたが試合開始早々、いきなり距離を詰めてくる尾見谷選手に対し、遥選手が冷静にカウンターで上段蹴りを合わせて、技有りを取りました。
「今日は2試合とも、合わせ一本勝ちできる!」
そう思っていましたが、その後は尾見谷選手が体格差を活かして圧力をかけ続け、前回と同じく試合終了まであと1回の技有りを取ることができませんでした。(>_<)
今大会では「第1回 大和ハウスプレゼンツ フルコンタクトチャレンジ」での反省がある程度活かされていたとは思いますが、やはりまだまだプレッシャーのかけ方や相手の追い詰め方が甘く、遥選手にとってはこのあたりが最も改善の余地がある部分だなと感じました。
テコンドーの試合においても、遥選手の指導者である僕(烈蹴会 道場長)の目から見ても「あっ、今のは巧かったな」という場面は確かに増えてきました。
技術レベル自体は、着実に上がり続けています。
しかし、相手を徹底的に追い詰める、倒せるときは一気に倒しにいくといった「えげつなさ」というものがまだまだ身に付いていないと思います。
テコンドーはフルコンタクト空手とは違ってポイント制の競技ではあるものの、世界トップレベルの選手ともなると巧さだけではなく、そういった「えげつなさ」も間違いなく身に付けています。
俗に言う「巧くて強い」とは、そういう状態のことを差すのだと僕は解釈しています。
とりあえず優勝はしたものの、遥選手はまだまだです。
リアルチャンピオンシップのワッペン
今大会も、貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた選手、主催された勇心会館の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
押忍!
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