2024年12月22日(日)、エディオンアリーナ大阪にて「adidas SEIDO KARATE GRAND PRIX 2024」が行われました。
本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つで、全国各地で行われる権利大会(予選大会)を勝ち抜いた選手だけが出場できる大会です。
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「中学2年女子 重量級45kg以上」で出場。
12名でのトーナメントとなりました。
遥選手はシードだったため、2回戦からの出場となりました。
1回戦の井上選手 VS 菅原選手の勝者が遥選手の対戦相手。
僕(烈蹴会 道場長)は両者の動きをよく見て、作戦を立てました。
勝ったのは、井上選手。
試合後、遥選手と「答え合わせ」をして、作戦は決まりました。
試合直前の遥選手
そして、迎えた初戦。
予想通り、井上選手はテコンドー選手に近い戦術(前足主体のスタイル)で来ましたが、そこはテコンドー選手である遥選手の土俵。
技有りこそ取れなかったものの、終始蹴り技で圧倒して本戦1分30秒で判定勝ちとなりました。
そして、準決勝。
勝ち上がってきたのは、伊豆田選手。
打撃力もあり、プレッシャーのかけ方も上手く、バランスが取れたいい選手だったと思います。
本戦は引き分け、延長でも副審の旗が割れましたが、主審は伊豆田選手の勝ちとしました。
遥選手、惜しくも3位入賞となりました。
目標としていた優勝や、決勝で中2の絶対王者・近藤 麗愛選手と戦うことは叶いませんでした。
しかし、明確な課題も見え、価値ある3位だったと思います。(^-^)
決勝まで進めば中央のリングで試合ができていましたし、YouTubeでも紹介されていました。
伊豆田選手 VS 近藤選手の決勝は1:44:30あたりから
そこは非常に残念でしたが、ともあれフルコンタクト空手では初の全国入賞。
烈蹴会はテコンドー道場ですが、例外的にフルコンタクト空手の大会の賞状を2枚だけ飾っています。
1つは、遥選手が小学5年生の時に初めて優勝した「第8回 四国中央空手道選手権大会 敬心杯」。
そして、もう1つは今回の「adidas SEIDO KARATE GRAND PRIX 2024」。
どちらも遥選手にとって特別な意味を持つものだと思い、飾っておくことにしました。(*^-^)b
遥選手はまだまだですが、「現時点での自分に足りないところ」としっかりと向き合い、ひたすら上を目指し続けてほしいと思います。
そんな遥選手ですが、今大会の翌日に1日だけ一息ついたのも束の間、24〜27日に愛知県武道館(名古屋市)で行われる国内強化合宿に参加しています。
忙しいヤツ。(´・ω・`)
対戦してくれた選手、主催された正道会館の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
押忍!
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