2024年9月8日(日)、相生市民体育館(兵庫県相生市)にて「第1回 西日本空手道選手権大会 相生ペーロンカップ 白龍杯」が行われました。


本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つである、チャンピオンカップ決勝大会の権利大会(予選大会)となっています。

烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「上級クラス 中学2・3年女子 50kg以上」で出場。
3名でのトーナメントとなりました。

遥選手は2勝で優勝、そして優勝者のみが本戦出場権獲得というトーナメントでしたが、どちらの選手も初対戦で強敵だとわかっていましたので、苦戦が予想されました。
初戦の志水選手は体格的に遥選手より勝っており、予想通りパワーで距離を潰してきましたが、間合いが空いた瞬間を狙った遥選手の上段蹴りで技有り。




本大会は「フェイスシールド無しのヘッドギア着用」か、「ヘッドギア無し」の二択でしたが、顔面に蹴りが当たった志水選手は出血(鼻血)がひどく、しばらく時間を置いて試合再開ということになりました。


しかし、試合続行不可能ということで、そのまま遥選手の勝ちとなりました。
そして、迎えた決勝戦。
こちらも予想通り、志水選手との試合を最初から全て見ていた山本選手は試合開始と同時に猛然と突進、距離を潰してきました。


しかし、今まで何度もこの展開に苦戦してきた遥選手。
間合い、タイミングに応じて使用する技を的確に選択し、冷静に対応できていたと思います。



そして、この対戦でも一瞬の隙を突いた上段蹴りで技有り。

山本選手も技有りを取り返そうと上段蹴りを繰り出してきましたが、そのまま試合終了。
遥選手の勝ちとなりました。
昨年、同じくチャンピオンカップ決勝大会の権利大会である「第19回 倉敷市長杯・会長杯争奪 EVOLUTION ALL JAPAN KARATE TOURNAMENT」において、遥選手は僅差で敗れて本戦出場権を獲得できませんでした。
大会前はどうなることかと思っていましたが、なんとか優勝。
良かったです。(*^-^)b



決勝で戦った山本選手と
8月18日(日)に行われた「第1回 大和ハウスプレゼンツ フルコンタクトチャレンジ」、そして1週間前の9月1日(日)行われた「第14回 勇心杯空手道選手権大会」に続いて、プレッシャーをかけて相手を徹底的に追い詰める、倒せるときは一気に倒しにいくといったことをテーマに掲げてきましたが、少しずつではありますが改善されつつあると思います。
ただ、僕(烈蹴会 道場長)が遥選手に要求している「えげつない強さ」にはまだまだ遠く及びません。
テコンドーでの大会成績に鑑みると、現時点での遥選手は「中学生女子 テコンドー選手」という縛りで見れば、間違いなく国内トップレベルの実力を有していると思われます。
しかし、「えげつない強さ」を有しているかと問われると、そこまでではないと言えます。
「えげつない強さ」とは、例えば対戦相手となる選手たちが全員、トーナメント表で遥選手の名前を見た途端「うわっ、マジかい!絶対勝てんやん!」と思ったり、大会にエントリーする際、遥選手がエントリーすると思われる階級を多くの選手たちが蜘蛛の子を散らすように避けてエントリーしたり、そういった状況が生まれて初めて「えげつない強さ」を持っていると言えます。
「技術を磨いてきれいに勝つ」では、強豪国の代表選手たちに勝つのは難しいと思います。
そこで要求されるのが、前回「第14回 勇心杯空手道選手権大会」の記事でも述べた「えげつなさ」だと思います。
この記事の中でも述べた通り、プレッシャーをかけて相手を徹底的に追い詰める、倒せるときは一気に倒しにいく、相手のミスを決して見逃さず容赦なくそこを突く、相手が嫌がることを徹底して淡々と実行し続ける。
今よりもっと上に行くためには、これらの要素が必要不可欠だと思います。

もちろん、並外れてハイレベルな技術や、それを自由自在に使いこなすためのフィジカル、そして自らを冷静にコントロールできる精神力があってこその話です。
まさに、心技体ですね。
そう考えると、遥選手は本当にまだまだです。
そして、もちろん僕の指導者としての能力もまだまだレベルが低く、フルコンタクト空手の指導者の方々や強豪選手たちから、もっといろんなことを学ばせていただき、それらをどんどんテコンドーに活かしていきたいと思っています。
今大会も、貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた選手、主催された岡村道場の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
押忍!




コメント