2024年1月28日(日)、エディオンアリーナ大阪にて「第6回 ジャパンアスリートカップ決勝大会」が行われました。
本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つで、全国各地で行われる権利大会(予選大会)を勝ち抜いた選手だけが出場できる大会です。
開会式の様子
1,080名が出場、8コートで試合が行われました。
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「中1女子 +42kg」で出場。
25名でのトーナメントとなりました。
試合直前の遥選手
初戦の相手は、小西選手(岡山県 拳志道空手)。
過去の対戦成績は0勝2敗で、「次こそは」という気持ちで臨みましたが‥‥‥結果は本戦1分30秒で、僅差の判定負け。
1月14日(日)に神戸市で行われた「第9回 リアルチャンピオンシップ決勝大会」に続いて、2大会連続で初戦敗退という非常に厳しい結果となってしまいました。
その後、小西選手は国内の中学1年生女子でトップレベルの実力を持つ権出選手(大阪府 聖心會)に敗れ、権出選手がそのまま優勝しました。
各階級、決勝戦は選手名がコールされ、照明や音楽で演出されていました。
ベスト4以降の試合は、本当にレベルが高かったです。
リアルチャンピオンシップに続き、フルコンタクト空手の全日本ジュニアで入賞するのは本当に大変で、険しい道だと実感しました。
リアルチャンピオンシップは過去最多の1,578名が出場、16コートで試合が行われましたが、これに対してJAC(ジャパンアスリートカップ)は1,080名が出場し、8コート。
権利大会での出場権獲得条件をまとめると、
リアルチャンピオンシップはトーナメント表の人数が
・ 12名以上の場合 → ベスト4まで
・ 4名以上11名以下の場合 → 優勝者、準優勝者
・ 3名以下の場合 → 優勝者のみ
上記以外にも、初級の部の優勝者も出場権を獲得できます。
これに対してJACは、トーナメント表の人数が
・ 8名以上の場合 → 優勝者、準優勝者
・ 7名以下の場合 → 優勝者のみ
となっており、加えてJACは繰り上げ(その大会での権利獲得者の中に、既に権利を獲得している選手がいた場合、下位の選手が繰り上がりで権利を獲得できるシステム)が無いため、出場権を獲得しにくくなっています。
そのため、JACは初戦から試合レベルが非常に高かったと思います。
また、JACは2024年4月開催の権利大会から、トーナメント表の人数が
・ 16名以上の場合 → 優勝者、準優勝者
・ 15名以下の場合 → 優勝者のみ
となります。
※トーナメント表の人数が15名以下で優勝者が既に権利を獲得している場合、準優勝者が権利獲得となります。
優勝者、準優勝者が既に権利を獲得している場合は3位からの繰り上げは行われず、その大会での権利獲得は該当者無しとなります。
つまり、JACに出場すること自体がさらに難しくなり、必然的に大会レベルもさらに上がるということになります。
今大会、僕も遥選手も改めてフルコンタクト空手の国内の競技レベルの高さを、まざまざと見せつけられた気がしました。
しかし、険しい道だからこそ挑む価値がある。
来年もまた、この舞台に立ちたい。
そう強く思いました。
もちろん、本業であるテコンドーの大会で結果を出すことが最優先ですが、もっとフルコンタクト空手からいろんなことを学び、どんどん自分たちのものにしていきたいと思っています。
今大会も、貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた小西選手、主催されたWKO JAPANの皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
押忍!
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