第9回 リアルチャンピオンシップ決勝大会

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2024年1月14日(日)、グリーンアリーナ神戸にて「第9回 リアルチャンピオンシップ決勝大会」が行われました。

本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つで、全国各地で行われる権利大会(予選大会)を勝ち抜いた選手だけが出場できる大会です。

 

過去最多の1,578名が出場、16コートで試合が行われ、その大会規模はまさに圧巻の一言でした。

 

過去大会の開会式をYouTubeで見たことがありますが、今大会も非常に趣向が凝らされていて、すばらしかったです。(*^-^)b

 

烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「中学1年女子クラス 45kg以上」で出場。

26名でのトーナメントとなりました。

 

初戦の相手は、南選手(新潟県 理心館)。

身長では遥の方が若干上回っていましたが、遥にとって最もやりづらいタイプの選手でした。

 

結果は、本戦は引き分け、延長で判定負けでした。

初のフルコンタクト空手の全日本ジュニア出場は、初戦敗退という非常に厳しいものとなってしまいました。

 

その後、南選手は松本選手に負け、松本選手も岩滝選手(前年度優勝者)に負け、その岩滝選手も決勝で松田選手に上段蹴りで技有りを取られて準優勝となりました。

 

遥は今年行われるフルコンタクト空手の全日本ジュニアのうち、

・ リアルチャンピオンシップ

・ JAC

・ グランドチャンピオン決定戦

・ adidas KARATE GRAND PRIX

の4大会の出場権を昨年既に獲得していますが、ここに12月に行われる「全日本ジュニアチャンピオンシップ」の出場権獲得を加えて計5大会とし、「5大会全てに出場し、その全てで入賞しろ」と伝えていました。

しかし、その計画は早くも頓挫しました。(>_<)

 

今大会の軽量級・重量級ともに中学1年生女子の試合を最後まで見ましたが、権利大会での試合を見て「この選手は強い」と僕が思っていた選手たちが、次々と初戦敗退していきました。

テコンドーの大会も含めて、遥が今まで出場した大会の中で最も勝ち上がるのが難しい大会だったと思います。

 

重量級で3位以内に入賞した選手たちは皆身長が160cmを超えており、体格的にも恵まれていました。

階級が細かく分かれているテコンドーとは違い、軽量級・重量級の2階級しか無いフルコンタクト空手。

さらには国内の競技人口の多さ、つまりは競技レベルの高さ。

 

改めて、フルコンタクト空手の全日本ジュニアで入賞することの難しさを師弟揃って思い知りました。

 

しかし、今大会でも数多くの経験や発見があり、それらがきっとまた遥を強くすると確信しています。

僕も自らの勉強不足、指導力不足を痛感した大会でしたが、そういう経験を積めたということに心から感謝したいと思います。

 

テコンドーにせよ、フルコンタクト空手にせよ、ごく狭い範囲や決してレベルが高いとは言えない範囲でトップを獲ったとしても、それは本当の強さ指導力の表れとは言えないと思います。

選手も指導者も絶えず改善を繰り返し、ひたすら前進あるのみです。

 

今大会も、貴重な経験を積むことができました。

対戦してくれた南選手、主催されたリアルチャンピオンシップ実行委員会の皆様、ありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!

押忍!

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