2025年5月6日(火)、台湾武者修行 8日目の朝、前日に宿泊していた新竹市のホテルを林(リン)先生の運転で出発し、いよいよ帰国する日がやってきました。
始まる前は「7泊8日はちょっと長いんじゃないかな」と思っていましたが、終わってみればあっという間でした。
台湾に来た時と同じく、台湾桃園国際空港から高松空港(香川県)への飛行機で帰るようにしていましたが、14:30発だったので時間的には余裕がありました。(^-^)
台湾に来るまで知りませんでしたが、台湾は緑茶が非常においしいです。
日本の緑茶と比べると香りが強く、湯を注いだときに茶葉がかなり膨らむのが特徴です。
後で調べてみると、台湾の緑茶は茶葉を蒸すのではなく炒めることで仕上げるため、香りがより高まり、独特の風味を生み出すそうです。
空港までの道中、林先生がよく行かれている茶葉の店に伺い、何種類か試飲させていただきましたが、どれも非常に香り豊かでおいしかったです。(*^^*)
店には数多くの緑茶や烏龍茶の茶葉がありましたが、林先生のおすすめの緑茶の茶葉を買うことにしました。
1kg 3,600元で、この時のレートは
1元(台湾ドル)=4.4円
だったので、3,600×4.4=15,840円。
なかなかのお値段ですが、試飲した際に非常においしかったので、これにしました。(*^-^)b
店を後にして空港に向けて走り出した時、林先生が不意に「帰っちゃうんだねー。寂しいねー」と言いました。
前日の忠誠跆拳道 香山舘でのこともあって、僕は思わず目頭が熱くなってしまい、その場はなんとか誤魔化しました。
「帰る前に何が食べたい?」と聞かれて、僕は迷わず「魯肉飯」と答えました。
台湾に来た初日に林先生と一緒に食べたものを最後に、という気持ちもあったのだと思います。
台湾桃園国際空港に着き、スーツケースを預ける等の搭乗手続きをしてお土産を選んでいましたが、時間が迫ってきました。
出発口まで来て、林先生とお別れという時、僕はやっぱり涙が出てきてしまいました。
僕は「自分にとっての師匠とは、大学時代の福岡の師匠だけだ」と言ってきましたし、事実そう思い続けてきました。
僕も遥選手も1週間という短い間ではありましたが、林先生には本当にお世話になって、「台湾にも師匠ができた」と、この時の僕はきっとそんな気持ちになっていたのだと思います。
林先生からは、非常に多くのことを学ばせていただきました。
本当に、感謝してもしきれません。
来年までに遥選手をもっと強くして、必ずまた台湾に戻ってくることを林先生と約束しました。
本当にありがとうございました。
ちなみに帰国後、遥選手が烈蹴会の門下生全員に「この人、泣いてたんやでー」とチクったのは言うまでもありません。
ま、こいつはそういうヤツです。(´・ω・`)
「来年は台湾6連覇中の平鎮高校、そして朱 木炎先生(アテネオリンピック 金メダリスト)が指導されている国立体育大学にも連れていく」と、林先生は言ってくれました。
どちらも桃園市にありますが、テコンドー強豪国である台湾の中でも、とりわけレベルが高い地域です。
それまでに遥選手をもっと強くしておかないと、と身が引き締まる思いがしました。
台湾滞在中にお世話になった林先生、白先生をはじめとして、遥選手と一緒に練習してくれた台湾の選手、指導者の皆様はもちろん、今回の台湾武者修行のきっかけとなったWATAオープンを主催されたJapan W.A.T.A.の皆様、遥選手のスポンサーである咲蔵工房様、ダイマツ建設、坂下リライフ様、CAMPFIREで支援してくださった皆様、そして台湾武者修行に関わってくださった全ての皆様に深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
今回の台湾武者修行は4月29日(火)〜5月6日(火)の8日間に亘って決行しましたが、師弟揃って本当に多くのことを学ぶことができました。
実際に行かなければ決して見ることができない景色を、いくつも見ることができました。
「機会があれば行きます」の社交辞令ではなく、
まずは実行することに価値があるということ、
台湾の競技レベルや選手・指導者の意識の高さ、
自分たちに足りない部分、
そして台湾の人たちの人情味溢れる人柄‥‥‥。
全てが大切な財産となりました。
林先生、白先生、今回お世話になった台湾の皆様、来年必ずまたお会いしましょう!
ありがとうございました!(*^^*)
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