第20回 WATAオープン国際テコンドー選手権大会

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2024年4月27日(土)、28日(日)の2日間に亘り、堺市立大浜体育館(大阪府堺市)にて「第20回 WATAオープン国際テコンドー選手権大会」が行われました。

 

烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「上級 CADET FAMALE 49.01-53KG」で出場。

3名でのトーナメントとなり、遥選手の試合は27日(土)に行われました。

初戦の相手は日本人選手、決勝の相手は台湾人選手という組み合わせでした。

 

正直この日の遥選手は動きが悪く、しっかり蹴れていない、相手のミスを見逃す、逆に自分が蹴った後の戻りが遅くて蹴られる等、普段ならできているはずのことが悉くできていませんでした。(>_<)

 

結果、初戦は予想以上に苦戦して勝利、決勝では強敵をなんとか下して優勝しました。

 

ちなみに決勝は1ラウンド目を取られた後2ラウンド目を取り、3ラウンド目はわずか1点差で勝利という、本当に僅差の勝利でした。

 

決勝の後、遥と僕、対戦相手とセコンドの方の4人で話しましたが、共通点が多くて驚きました。

 

まず、遥と対戦相手は同級生。

そして、それぞれのセコンドに付いていたのは道場長であり、選手の父親でした。

さらに、その方と僕はほぼ同い年(僕が1歳上)。

 

その方とは非常に気が合って、ネットの翻訳を使いながら、片言の英語でなんとかいろいろ伝えました。(^-^)

 

僕が愛媛県で、テコンドー道場「烈蹴会」を運営しているということ。

台湾の競技レベルは、日本より高いと思っているということ。

台湾に行ったことはないが、ぜひ行ってみたいと思っているということ。

 

ちなみにその方に聞いたところ、

「娘は新竹市の代表選手として全国大会に2回出場して全国7位なので、台湾では中堅選手としか言いようがない。

台湾でテコンドーのレベルが最も高いのは、首都である台北市(人口約260万人)ではなく、新北市桃園市

とのことでした。

※台湾の22の地方自治体のうち、人口が最も多いのは台北市をドーナツのように取り囲む新北市で約403万人。

台湾全体では約2,357万人(2020年)。

 

「あれだけ強くて全国7位なのか」と、台湾の競技レベルの高さを実感しました。

また、「まずは市の代表にならないと全国大会に出場できない」とすると、台湾の競技人口はきっと日本より多いはずだと思いました。(日本では東日本地区大会、西日本地区大会のいずれかで、3位以内で全日本ジュニア出場権獲得。)

 

台湾では確か大きなオープン大会があり、レベルも高かったと思います。

大阪からの帰り道、「ぜひ出場しよう!」と遥と話しました。

 

対戦相手のお父さんとも連絡を取り合い、「台湾に来られる時は連絡してください。案内しますよ!」と言ってくれました。

一度も行ったことがない台湾。

ぜひ行ってみたいと思いました。(*^^*)

 

昨年もそうでしたが、国内の大会でありながら、こうやって海外の方たちと交流できる。

選手も指導者も、視野が広がる。

ここがWATAオープンのすばらしいところだな、と感じました。(*^-^)b

 

今大会も、貴重な経験を積むことができました。

対戦してくれた選手、主催されたJapan W.A.T.A.の皆様、ありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!

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