2023年6月4日（日）、兵庫県立総合体育館（兵庫県西宮市）にて、「2023 HYOGO OPEN」が行われました。
本大会は兵庫県テコンドー協会様主催の大会で、今回が記念すべき第1回でした。(^-^)
兵庫県テコンドー協会は、約1週間前の5月27日（土）に出稽古に伺った神戸道場さんが所属（本部道場）されています。
烈蹴会からは、遥が「カデット 女子 -51kg級（上級）」で出場。
※カデット＝約12〜14歳
3人でのトーナメントでしたが、遥が優勝するためには2勝せねばならず、対戦相手の2人は同じ道場。
しかも、強化指定選手を何人も輩出している強豪道場で、ここ数年でかなりレベルが上がってきていました。
かなりの苦戦を強いられる、もしくは勝つことが難しいのではと思われましたが、結果は2試合とも遥が2ラウンドを先取して勝利。
優勝しました！(*^-^)b
5月27日（土）に神戸道場さんへ出稽古に伺ったこと、大会前日によく目に付く弱点の修正・カバーを目的とした最終調整を行なったことが功を奏したかなと思います。
優勝を決めた後、神戸道場さんの選手が遥に「出稽古に来た時に教えたことが、きちんとできていた。よかった！」と言ってくれて、非常にうれしく思いました。
ありがとうございました！(*^^*)
後で試合VTRを遥と二人で見ながらいろいろと話しましたが、僕個人の感想は「まだまだ悪い癖が抜けたとは言い難い。自分の強みをあまり活かせておらず、もっと改善が必要だ」というものです。
一番良かった点は、やはり初戦の1R目ですね。
13-0でコールド勝ち（12点差で試合終了）したこともそうですが、左のティフリギ（後ろ回し蹴り）をしっかり当てて5点を取ったことです。
「第19回 WATAオープン国際テコンドー選手権大会」の記事をご覧になった方はご存じかと思いますが、あの時遥が香港代表選手に決めたのは右のティフリギです。
遥はティッチャギ（後ろ蹴り）、ティフリギ（後ろ回し蹴り）等の難易度が高い蹴り技も含めて、全ての蹴り技を左右ともほぼ同じように繰り出すことができます。
見た目だけでなく、スピードも威力も左右差がほとんどありません。
さらに、構えに関しても左前、右前どちらで構えてもほぼ同じように動くことができます。
こういったことは、短期間で身に付くことは絶対にあり得ません。
ましてや「完全に」ものにしようと思ったら、幼少期からの修練が必要不可欠です。
知っている人は知っていますが、人間は約6歳までに大人の8割程度まで神経機能が発達すると言われています。
つまり、それを過ぎてから上記のような高度な身体操作を身に付けるのは難しくなってくる、ということになると思います。
遥の場合、3歳から左右の蹴り、左前・右前の構えについて口うるさく教えてきました。
「これが後々、お前にとって大きな財産になるから」と言い聞かせながら。
徐々にそれが功を奏してきているのかなと、最近感じています。(*^-^)b
もう1つ言うと、こういった技術は習得するのに膨大な時間がかかりますが、完全に習得すれば非常に強力な武器となります。
また、対戦相手がそれを知ったところで破る方法が無いというのも、大きな強みの1つです。
小手先のテクニックに囚われることなく、樹木で言えばまずは根、そして幹をしっかりと大きく育てて、それから枝、葉、実をつけるようにしていく。
枝や葉だけに目を奪われて、一流選手の技を表面上だけ真似しようとすると、それは間違いなく猿真似に終わり、本当に「小手先」のテクニックになってしまいます。
と、偉そうに言ってはいますが、今大会では初戦の1R目はコールド勝ちだったものの、2R目は一時は逆転される場面もあり、決して楽勝ではありませんでした。
決勝の相手も今年2月に行われた「第7回 全国少年少女選抜テコンドー選手権大会」において、カデット 女子 -44kg級で1学年上の選手を押さえて優勝した選手。
つまりは、強化指定選手です。
※遥は同大会の-47kg級で準優勝だったため、強化指定選手に入っていません。
今回はなんとか優勝できたものの、「国内のカデット選手の中で間違いなく最強」と断言できる状態になるまでには、まだ時間がかかりそうです。
まずは、そこに向けてがんばります！(*^-^)b
今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた選手、主催された兵庫県テコンドー協会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました！
今後とも宜しくお願い致します！(^-^)
愛知、愛媛、大阪の仲良し3人組
おまけ：淡路SA（下り）からの夜景
2枚とも、遥が自分のスマホで撮影しました。
iPhoneはきれいに撮れますね。(^-^)
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