例えば、選手が強くなり続けているのに指導者が何の研究もせず、何のアップデートもしないまま「オレが言っていることは正しい。黙って従え」みたいな旧態依然としたやり方を続けていたら、どうなるでしょうか?
当然、いずれ選手に追いつかれますよね。
「追いつかれる」というのは、自分の選手に組手で勝てなくなるとかそういう意味ではなく、試合や練習に対する考え方とか、試合に向けての準備とか、日常生活の過ごし方とか、さらには武術・格闘技そのものに対する考えの深さとか、「総合的に見て」選手に追いつかれ、いずれ追い越されるということです。
そうなってしまうと、指導者が選手に対して必死になってあれこれ伝えようとしても、「この人が言ってること、ホントかな?」となってしまうと思います。
つまりは、信頼関係が成り立たなくなると思います。
「総合的に見て」選手に追い越されているわけですから、これは当然の結果だと思います。
指導者は絶えず研究、アップデートし続けていかないと、いずれは選手に教えるための材料や引き出しが無くなり、そういう事態に陥るのではないかと思います。
「指導者は選手の倍以上、勉強しなければならない」といったことを指導者が話しているのを聞いたことがありますが、それはそういう意味なのだと僕(烈蹴会 道場長)は解釈しています。
必ずしも指導者の現役時代の戦績が選手を上回っている必要はありませんが、研究とアップデートは必須ですよね。(*^-^)b
‥‥‥といったことをふと考えつつ、昨日(4月17日)も瀬戸丸 遥選手のスパーの相手をしていましたが、前足で攻めてきたところにティフリギ(後ろ回し蹴り)を合わせようとしたところ、逆に背中に横蹴りを食らって転倒。
遥選手に「立て」と言われました。
あと、オルグル(上段)を5回ぐらい蹴られましたが、僕の上段蹴りは1発も当たりませんでした。
‥‥‥ムカつくわー、小娘。(´・ω・`)
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