2024年10月13日(日)、積水ハウスアリーナ(福岡市)にて「2024年 駐福岡大韓民国総領事杯テコンドー大会 in 福岡」が行われました。
本大会は福岡県テコンドー協会様主催の大会で、韓国の演舞チームによる板割りを中心とした華麗な演舞も披露されました。(^-^)
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「中学生女子 中量級」で出場。
愛知県の強豪道場・漢塾さん所属のガブリエル選手とのワンマッチとなりました。
試合前、ストレッチをする遥選手
ガブリエル選手は遥選手と同じく中学生2年生ですが、身長が170cmを超えており、コートジボワールと日本人とのハーフです。
高い身体能力、伸びのある蹴りが予想されましたが、「テコンドーを始めて1年も経っていないし、遥選手が大差で勝つだろう」と正直僕(烈蹴会 道場長)は高を括っていました。
しかし、蓋を開けてみると1ラウンド目開始早々にオルグル(上段蹴り)を食らって3ポイントを先取され、そのラウンドはなんとか取り返しましたが、2ラウンド目もオルグルで3ポイントを取られて一時はリードを許し、ポイントを取り返してなんとか勝ったという内容でした。
「これで、始めて1年以内!?」と、ただただ驚くしかありませんでした。
まだ中学2年生ですから、漢塾さんでしっかり練習を積めば、恐ろしく強くなることは間違いないと思います。
まさに、脅威の新人です。
試合後、遥選手に「苦戦したな。実際にやってみて、どうだった?」と聞いたところ、「蹴りが予想以上に伸びてきて、避けたつもりがオルグルを決められた。正直、強化指定選手でも負ける選手がいると思う」との回答でした。
また、蹴りをブロックした際にパワーにも驚いたそうで、身長、リーチ、パワーの全てが備わっており、これで技術レベルが上がってくれば、恐ろしく強い選手になるだろうと感じました。
ちなみに、コートジボワールはテコンドー強豪国です。
今回、ワンマッチだったので試合前まではどうなることかと思いましたが、ガブリエル選手は今まで遥選手が戦ったことがないタイプの選手であり、非常に得られるものが多かったと思います。
閉会式で遥選手は殊勲賞をいただきましたが、「傍から見たら、それだけ大苦戦の末の勝利だったということだな」と僕は解釈しました。
今大会においても、非常に貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれたガブリエル選手、主催された福岡県テコンドー協会の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
キャナルシティ博多にて
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