閏年(うるうどし)とは

雑学・知識
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昨日は2月29日。

閏年(うるうどし)でしたね。(^-^)

 

さて、閏年が4年に1回だというのは誰でも知っていますが、それを続けていくと誤差が生じます。

 

そのため、実は

・ 100年に1回は閏年にはしない

・ 400年に1回は閏年とする

という方式が取られているんですね。

1900年2月のカレンダー。

西暦年が100で割り切れるが400では割り切れないため、平年となっています。

 

現在我々が使用しているのは「グレゴリオ暦」という暦ですが、それが制定されたのは1582年。

こういうことを知ると、「昔の人はすごいなー」と改めて思いますよね。

きっと、長い歳月をかけて調べ上げたんでしょうから。

 

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詳しくは、以下の通り。(^-^)

 

閏年(うるうどし、じゅんねん、英語:leap year、intercalary year)とは、閏のある年である。これに対し、閏年ではない年を平年(英語:common year)と呼ぶ。

閏年は、太陽暦では季節(天動説では太陽の運行)と暦のずれとを、太陰暦では月の運行とのずれを補正するために、平年より暦日が一つ多く、太陰太陽暦では、月の運行を基準にしていることで生じる季節(太陽の運行)とのずれを補正するために、平年より暦月が一つ多い。

その追加された日や月を閏日・閏月、総称して閏と呼ぶ。

閏の挿入規則を置閏法(ちじゅんほう)と呼ぶ。

なお、「閏」の字が常用漢字表に含まれていないため、うるう年やうるう月、うるう日と書かれる場合もある。

 

【太陽暦】

太陽暦では、季節に暦を一致させるため、暦年の平均の長さを平均回帰年(365.242 189 44日≒365日5時間48分45.168秒)になるべく一致させる。

太陽暦では、平年は365日であり、閏年は閏日が挿入されて366日である。

現在広く採用されているグレゴリオ暦では、閏年は400年間に97回ある。

 

【古代エジプト】

古代エジプトの暦には閏年はなく、1暦年は常に365日であった。そのため、4.129年に1日の割合で暦と季節がずれた。当時すでに回帰年は365.25日という観測値が得られていたが、暦に反映されることはなかった。農民は暦ではなく、恒星・シリウスの動きを頼りに農作業のスケジュールを決めた。

 

【ユリウス暦】

ユリウス暦は、紀元前46年に古代ローマで採用され、4年に1回を閏年としていた。

但し、導入直後は混乱が見られ、3年に1回を閏年としたり、暫く閏年を置かない期間があった。

ユリウス暦では、閏年には2月の日数を1日増やして29日とする。

閏日を2月に挿入したのは、ローマ暦の初期にはMartius(後の3月)が年初でFebruarius(後の2月)が年末だったからである。

厳密には共和政初期にIanuarius(後の1月)を年初とするように変更されたが、まだ古い慣習が残っていた。

ユリウス暦の置閏法では1暦年は平均365.25日となり、約128年に1日の割合で暦と季節がずれるが、これでも閏年を置かない場合に比べれば大きな進歩であった。

しかし、1500年以上に亘って使われていくうちに、次第に暦と天文学上の現象がずれてきた。

ローマ・カトリック教会では325年のニカイア公会議で春分を3月21日と定めてそれを基に復活祭の日付を決めることにしたが、日数が多いが故に、16世紀には天文学上の春分が暦の上では3月11日となってしまい、問題視されるようになった。

 

【グレゴリオ暦】

ユリウス暦では春分日がずれる問題を解決するため、ローマ教皇グレゴリウス13世は、当時を代表する学者たちを招集して委員会を作り、暦の研究を行わせた。

こうして、1582年にグレゴリオ暦が制定された。グレゴリオ暦はその後数百年かけて各国で採用され、現在に至っている。

 

グレゴリオ暦では、次の規則に従って400年間に97回の閏年を設ける。

・ 西暦年が4で割り切れる年は(原則として)閏年。

・ ただし、西暦年が100で割り切れる年は(原則として)平年。

・ ただし、西暦年が400で割り切れる年は必ず閏年。

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