龍安寺 石庭

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テコンドーには全く関係が無い雑談です
 
 

龍安寺の石庭には15個の石が置いてありますが、縁側のどこに腰掛けて庭を見ても、全ての石を見ることはできません。

どこから見ても必ず、いずれかの石が他の石の陰に隠れるように配置されているからです。

 

烈蹴会 (テコンドー土居道場)

龍安寺 石庭(京都市右京区)

 
満月のことを「十五夜」と言いますが、ここから昔の日本人は15という数を、欠けるもののない完璧な数と考えました。

その「完璧な数」の石を置いておきながら、実際に見てみるとひとつふたつ石の数が欠けているということから、「世の中には完璧なものなど無い」ということを表わしているそうです。

これは「庭を造った人がそのように考えて造った」ということではありません。
そもそも龍安寺の作庭者も、作庭の意図も、今もって不明です。

 
 
・・・というのがよくある解説であり、あまりにも有名な話ですが、龍安寺に詳しい方が作ったホームページ等でいろいろ調べてみると、実は縁側の特定の場所からは15個全ての石が見えるということがわかりました。
 
 
うわー、せっかくこの話に感動してたのに。(笑)
 
 
また、特定の場所から見えてしまうことについて、
 
①「龍安寺石庭には高度な技術が使われており、設計ミスとは考えにくい」
 
②「石庭の管理は昔から厳重に行なわれており、誰かが石を動かしてしまったというのは考えにくい」
 
ということを石庭に詳しい方が書かれていましたが、だとしたら作庭者や作庭の意図が不明である以上、「15個全ての石をわざと同時には見えないように設計している」というのは、後世の人の勝手な推測であり、実際はそうではなかったと解釈するのが妥当だと、私は思いました。
 
 
余談ですが、管理人は今までずっと龍安寺は「竜安寺」で、読み方は「りゅうあんじ」だと思ってました
 
正しくは、龍安寺(りょうあんじ)です。
 
 
ちなみに近くに「龍安寺駅」があるそうですが、2007年に「竜安寺道駅」から駅名変更されたそうです。
 
全然知りませんでした
 
   ↓
 
龍安寺駅(りょうあんじえき)は、京都府京都市右京区谷口垣ノ内町にある京福電気鉄道北野線の駅。
2007年3月18日までの駅名は、「竜安寺道駅」(りょうあんじみちえき)。
駅名変更時に、「龍」の字体が正式駅名になった。

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