メイウェザー VS パッキャオ から思ったこと

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5月2日(土)、ラスベガスで行われたメイウェザー VS パッキャオの世紀の一戦は、メイウェザーが3-0の判定で勝利しましたねグッド!

両者はこの10年ほど、「世界最高のボクサー」の評価を二分してきました。
2009年に一度対戦交渉がされたものの、実現に至らず、長年対戦が待望されてきました。


 

個人的には、パッキャオに勝ってほしかったですしょぼん

テコンドーの試合で、-63kg級の中では明らかに小柄な自分と、小柄なパッキャオを重ねて見ていたためかもしれません。

 

メイウェザー 38歳
パッキャオ 36歳


 

僕は、「10代、20代ばかりが出場する全日本テコンドー選手権において、35歳で出場した自分を少しだけ誉めてあげてもいいんじゃないか?」などという甘いことを少しでも考えてしまったから、準優勝した大東文化大学(日本で一番強いテコンドー部がある)の選手に惨敗したんだと思います。

「勝てないまでも、もっと食い下がれたハズだ」と今でも思っています。

 

メイウェザーやパッキャオは僕より年上なのに、歴史に名を刻む名チャンピオンであり続けています。

 

また、年齢で言えばもっとすごいのが、バーナード・ホプキンス

 

この人は2004年9月に3団体統一王者となっていたホプキンスはWBO世界ミドル級王者オスカー・デ・ラ・ホーヤに勝利し、史上初めて主要4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)の王座を統一しました。

2011年5月には46歳4ヵ月でWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチに勝利し、ジョージ・フォアマンの持つ最年長王座獲得記録(45歳9ヵ月)を塗り替えました。

2013年3月には48歳2ヵ月でIBF世界ライトヘビー級王座獲得に成功し、自身の最年長王座獲得記録を更新、2014年4月には49歳3ヵ月でWBA世界ライトヘビー級スーパー王座獲得に成功し、自身の持つ最年長王座獲得記録を再び更新すると共に、最年長防衛記録も更新しました。

 

……それに比べたら、「35歳で全日本選手権に出場した自分を少しだけ誉めてあげてもいいんじゃないか?」などという、自分の甘さを非常に恥ずかしいと思いました。

 

世の中には、いろんな人がいます。

相手の立場に立って助言してくれる人、親身になって相談に乗ってくれる人、まるで自分のことのように思って応援してくれる人、人が真剣にやっている競技を経験も無いのにわかったように言う人、その競技を平気で悪く言う人、そのくせ自身は味方や後ろ楯がいるときだけ虚勢を張り、一人では決して戦えない人……。

本当に、十人十色です。

 

しかし、ここに挙げた偉大な選手たちの活躍を見ていると、
ここまで来たら、周りが何を言おうが雑音は全てシャットアウトし、全日本選手権の表彰台になんとしてでも上がりたい
と、僕は正直に思っています。

 

僕の夢は、全日本チャンピオンを作り出すことで、日本代表選手を輩出すること
だから、負けたとはいえ、全日本選手権に出場したことは大きな一歩だったと思います。

そもそも自身が全日本選手権に出場したことすら無いのに、
「全日本チャンピオンを育てたい」
なんて、ちゃんちゃらおかしいと思いますしねあせる

しかし、自分が「40歳までは選手を続けます!」と福岡大学テコンドー愛好会の後輩たちの前で明言した(過去のブログ参照)以上、そこから逃げ出すことはできませんし、現状で満足していてはダメだと思います。

引退した後も優れた選手、強い選手の育成に挑戦したいと思っています。

男の人生は何歳になっても戦いの連続で、挑戦しなくなればそこで終わりだと思います。

格闘技(空手)関係のある先輩が以前言っていた言葉、
「牙を以て戦う狼が、歯牙無き飼い犬に成り下がったら、そこで終わりだ」
の意味を、今噛み締めています。

 

……がんばります!グー

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