うちの道場は体育館ではなく、公民館で練習しています。
その公民館は全面板間で、練習には特に支障はありませんし、僕（道場長）の自宅から近いからです
ただ、1つ難点を挙げるとすれば「ジョイントマット」が無いことでした。
これが無いと転倒した際にケガに繋がるだけでなく、実際の試合はジョイントマットを敷いて行うため、板間で動くのとでは感覚に誤差が生じます。
なので、前々からジョイントマットを敷くことを考えていたのですが……問題は単価
実際の試合は、上の写真のように8m四方のコート（場外のゾーンを含むと10m四方）で行われますが、1m四方のジョイントマットを仮に
8×8＝64枚敷いたとして、
約2,000円×64枚＝約128,000円
練習生が大勢いるのならともかく、うちのように少人数で運営しているところは、とてもじゃないけど買えません
そこで思い付いたのが、下の写真のように31.5cm四方の小さいジョイントマットを3×3＝9枚で組み合わせ、裏側から養生テープで固定して1枚にする方法。
これを少しずつ増やし、拡張していきました
これなら単価が格段に安いですし、1m四方のジョイントマットを組むのと所要時間は変わりません。
また、1枚あたりの大きさもほぼ同じです。
実際の試合で使われるジョイントマットが厚さ2cmであるのに対し、これは厚さ1cmなので、転倒すると痛いことは痛いです。
ただ、板間と比べたら雲泥の差ですし、感覚の誤差もほとんど無いということがわかりました
ちなみに僕は昨年、香川県の皆様が出稽古に来られた際、スパーの最中に転倒し、板間で尾てい骨を強打して1ヶ月ぐらい治りませんでした
ともあれ、「これでアクロバットな技もドンドン練習できるぜ！」とばかりに、意気揚々と
・ 倒れながらの跳び後ろ回し蹴り
・ その他のアクロバット技
を練習していましたが……
バターン！！
受け身を失敗して背中を強打し、しばらくその場から動けない僕。
痛みを堪え、生まれたての子鹿のようにプルプルしながら起き上がり、今更ながら自分の身体能力の低さを痛感しました
それを見ていた練習生の1人（娘 5歳）が一言。
「パパ、ださー
」
ちくしょー！
絶対に上手くなってやるもんね！！
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