保護者は道場のお客様? その1

考え方・疑問
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「月謝を払っているんだから、保護者は道場のお客様」
 
 
道場を商業目的の「フィットネスジム」と捉えるなら、この考え方は正しいと思いますが、僕はこの考え方に違和感を覚えます。
 
ここ数年、全国のいろんな保護者の方たちと話す機会がありましたが、中にはそういう考え方の人たちもいました。
 
 
「学校でも教師が弱くなり、保護者が強くなってしまった。その悪影響かな?」と思います。
 
少なくとも、僕が小学校時代にフルコンタクト空手を習っていた頃には、あり得ない考え方だったと思います。
 
 
また、私見ですが大きな大会で結果を出している優秀な子どもの親には、そういう人はあまりいないのではないかと思います。
 
 
ネットで「道場  保護者  困る」といった具合に検索すると、山ほど検索結果が出てきますが、「自分の子どもが大会で良い結果を出すと、道場内での自分の地位も上がる」と勘違いしている親もいるそうです。
 
しかし、そういう親は子どもに対して過剰に結果を期待(要求)するため、子どもは逆に伸びないそうです。
 
 
一方で「素人は黙ってろ!」とばかりに、保護者の意見に全く聞く耳を持たない指導者もいかがなものかと。
 
何事も、バランスが大事ですよね。
 

 
 
僕は、道場(指導者)、選手(子ども)、保護者(親)が三位一体となって、常に上を目指してレベルアップし続けていけるような体制を作りたいと思っています。
 
 
……って今のご時世、これがなかなか難しいことなのかもしれませんね。

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