頭部を蹴る

練習・技術
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テコンドーをあまり知らない人のための説明になりますが……。
 
テコンドーの試合において、オルグル(上段蹴り)すなわち「頭部を蹴る」ことが得意であるというのは、とても有利です。
 
それは単純に
オルグル(上段蹴り)=3点
モントン(中段蹴り)=2点
だから、というだけではありません。
 
 
まず、現在の試合はほとんど「電子防具」の着用が前提で行われているということ。
 
特に電子防具のメーカーが「Daedo」ではなく「KPNP」の場合、しっかりと「面で」蹴らないと、なかなかポイントが入らないことが多いです。
 
 
しかし、これはモントンの話。
 
オルグルの場合、DaedoだろうがKPNPだろうが、「軽く当たっただけで」ポイントが入ります。
 
 
それから、ダメージや恐怖感。
 
試合開始直後にオルグルを1発もらったりなんかすると、否応なしにその後もプレッシャーがかかります。
 
たとえ蹴りのパワーが、モントンの半分ぐらいだったとしても。
 
 
……というわけで、全日本社会人選手権があった3月3日(日)の夜に届くように手配してあった「あるもの」を使い、4日(月)の自主トレではひたすらオルグルの練習。
 

 

 

 

 

 

 

 
 
続いて6日(水)の練習日も、練習のメインはオルグルの練習。
 
 
僕が指示するあらゆるパターンの蹴り方で、遥が上段を蹴ります。
 
ハンドミットやパンチングミットでは得られない、「頭部を蹴る」という感覚を得られたようです。(*^-^)b
 

 

 

 

 

 
 
僕も
 
「テンプル(こめかみ)じゃない!顎を蹴れ!」
 
「次!後頭部に掛け蹴り!」
 
「ヘッドギアで守られていない、顔面を蹴れ!」
 
「その軌道だと相手から見えるだろうが!」
 
と、だんだん指示に熱が入ります。
 
 
さて、今年は7月28日(日)に行われる全日本ジュニアまでに、2つの大会に出場させる予定ですが、そろそろ見せてほしいものです。
 
初のKO勝ちを。
 
 
小学校2年生、弱冠8歳ながら、かなりパワーもついてきました。
 
遥のパワーで、顎や顔面を「正確に」蹴れれば、不可能ではないと思います。
 
 
本人には言いませんが、密かに期待しておきます。(^-^)

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