2026年6月21日(日)、善通寺市民体育館(香川県善通寺市)にて「第10回 西日本空手道選手権大会」が行われました。

本大会はフルコンタクト空手の全日本ジュニアの1つである、JAC(ジャパンアスリートカップ)の権利大会(予選大会)となっています。

今回で第10回を迎える本大会、ちょうど主催者である勇健塾様も30周年を迎えられたとのことでした。
おめでとうございます!(*^^*)
烈蹴会からは、瀬戸丸 遥選手が「高校女子(上級 53kg未満)」で出場。
9名でのトーナメントとなりました。

午前中、僕(烈蹴会 道場長)は大会スタッフをさせていただき、午後からは遥選手のアップ、セコンドに移行することにしました。


試合直前の遥選手
初戦の相手は初対戦の相手で、富澤選手(芦原会館 岡山支部)。
体格的には遥選手とほぼ同じで、上段蹴りを警戒して頭部のガードをしっかり固めていました。
遥選手の上段蹴りがヒットするシーンもありましたが、技有りを取るには至らず。







5審制で旗が2本、遥選手に上がりました。
しかし、本戦2分は引き分け。
延長に入ることになりました。


延長でも、富澤選手が遥選手の蹴り技にやりづらそうなシーンもありましたが、遥選手の蹴り終わりに富澤選手が放った右のパンチが遥選手の顔面に入り、試合が一時中断されました。
遥選手は後で「少し脳が揺れた」と言っており、試合VTRを確認すると右フックが顎に入ったような形になっており、今まで食らった顔面パンチの中で一番ダメージがあったと思います。
その後も延長終盤に喉への攻撃を食らってダメージが重なり、そこからさらに動きが悪くなって、そのまま試合終了。
延長1分30秒で、富澤選手の判定勝ちとなりました。
今回は顔面殴打と喉への攻撃というアクシデントもあり、仕方ない部分もありましたが、延長もクリーンな試合内容であってほしかったというのが1つ。
それから、本戦2分のうちにしっかり技有りを取って勝っておけば問題なかったというのが1つ。
最後に、初見の相手は確かに遥選手の蹴り技が見えにくい(テコンドーとフルコンタクト空手では蹴りの軌道や初動が違う)のですが、それでも本戦→延長→再延長と進むにつれて、だんだん対戦相手も慣れてきます。
そのとき、どう勝ち切るか。
本当の問題は、そこだと思います。
これに関しては、ポイント制であるテコンドーと旗判定であるフルコンタクト空手では当然「勝ち方」が違ってくるわけですが‥‥‥
①相手がだんだん慣れてきたとき、それを布石(罠)として別の攻撃手段を用意しておく
②仮に試合中に慣れてきたとしても、それに対してカウンターを合わせる等の対応をすることが極めて難しい攻撃手段を構築する
③そもそも「普段から一緒に練習している相手」ならいざ知らず、試合で対戦するだけではどうやっても慣れようがないレベルの攻撃手段を構築する
等、いろいろな考え方、やり方があると思います。
このあたりのことは本当に奥が深くて、突き詰めていけば上限が無いことだなと思います。

今大会も、貴重な経験を積むことができました。
対戦してくれた富澤選手、主催された勇健塾の皆様、大会関係者の皆様、ありがとうございました!
今後とも宜しくお願い致します!
押忍!



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